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講談社文芸文庫『婉という女. 正妻』大原富枝
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「婉という女. 正妻」
大原 富枝
定価: ￥ 1600
#大原富枝 #大原_富枝 #本 #日本文学／小説・物語
⚫︎ 土佐藩執政、父・野中兼山(良継)の失脚後、4歳にして一族とともに幽囚の身となった婉。男子の係累が死に絶えた40年後、赦免が訪れ、自由となったものの、そこで見たのは、再び政争の中で滅びてゆく愛する男の姿であった……。無慙な政治の中を哀しくも勁く生きた女を描き、野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞した名作「婉という女」に、関連作「正妻」「日陰の姉妹」の2篇を付し、完本とする。
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