1/48 零式艦上戦闘機21型

タミヤ　1/48 零戦 21型
　マイクロモーター＆スイッチ・電池BOXを組み込んでプロペラアクション仕様にしました

『大空のサムライ』
　坂井 三郎　
　零戦エースパイロット
昭和17年4月16日　台南航空隊は、ニューブリテン島のラバウル基地に進出し、17日よりラバウルの前線基地となるニューブリテン島東部のラエ基地へ移動、ポートモレスビー攻撃及び連合軍のラエ基地爆撃等に従事する。
5月17日　西澤廣義・太田敏夫・坂井三郎の台南空三羽烏による零戦三機でポートモレスビー・セブンマイル飛行場上空での三機編隊三回宙返を披露する。この話は戦後に坂井三郎の談話であり信憑性は低いが、伝説となった坂井氏直伝のロマン溢れる話であります。
8月7日　ラバウル基地からガダルカナル攻撃が始まり、坂井三郎も攻撃参加するが、ドーントレス後方機銃の銃撃を受け負傷し命かながらラバウル基地へ帰還するも、治療のため内地に送還される事となった。
この負傷で坂井三郎は、右目の視力をほぼ失い、左目の視力も0.7まで落ちてしまい、搭乗員には復帰出来ず昭和18年4月に大村航空隊の教官に配属される。
昭和19年4月13日　横須賀海軍航空隊へ呼び寄せられ、硫黄島へ進出し防衛にあたる。
この年の8月に、特務士官に昇進し、12月には第343海軍航空隊・戦闘701飛行隊「維新隊」（隊長は鴛淵 孝中尉)に配属され、『紫電改』の操縦等の指導にあたるが、杉田庄一（映画:「零戦燃ゆ」のモデルとなった零戦撃墜パイロット)飛曹長との衝突もあり、横須賀航空隊へ戻され、その後終戦を迎えた。
鴛淵 孝中尉も杉田 庄一飛曹長も戦死して、戦後を生き抜いたのは坂井 三郎だけとなったのでした。

私が初めて「坂井三郎」と言う零戦パイロットを知ったのは、中学生時代に友達から聞いた「零戦の撃墜王」の話であり、まだこの時は坂井氏も御存命でした。1973年頃、映画「大空のサムライ」も上映され、タミヤからも1/48モデルで零戦21型も発売されたのもこの頃でした。中学二年の時に仲の良かった友達がフジミ模型とタミヤ模型の零戦21型を製作していた記憶が残っています。
50年という年月を過ごし、自分自身でその頃の零戦21型を作り、改めて年代物のプラモデルだなあと実感しました。

今回の零戦21型は、坂井三郎がまだラバウルへ進出する前の搭乗機です。

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