OH済　ノンデイト　ローマン　セイコー　キングセイコー　5621

アンティーク時計を扱っていると、何でこれが？って事が結構有ります。例えばこのノンデイトキングセイコー、今はデイトモデルより人気になってしまいましたが、販売当時は1番人気が無いモデルでした。風防はプラスチックだし、カレンダー機能が無い、オマケにケースが当時は座布団ケースは人気が無く、セイコーだとデイトモデルの7000番ケースが1番人気でした。この座布団ケースも7000番ですが、ノンデイトはなぜか座布団ケース。当時のビジネスマンには高級モデルのキングセイコーでしたから、デイデイトの7000ケースが1番良く売れ、ノンデイトはまあ売れませんでした。中でもローマンはインデックスが裏からのプレスになっていて、立体感が少し弱い為に1番売れなかった訳です。それから50年(綾小路きみまろ風に)1番数が少ないモデルが1番人気になってしまいました。長い事時計に携わっていると、こんなのがたまに有りますよね。こちらは私専用に作って楽しんでいた時計で、2台のジャンクから作ったノンデイトモデルになります。しばらく気に入って着けてましたが、こちらを作ってくれと言う方がいて、代わりの後釜のキングセイコーを作って、そちらにしたところ、どうやらまだ購入はされないみたいで、こちらが中に浮いてしまいました。振り角はこちらもクロノメーター級の振り角です。1番気に入っているのは、ムーブのアンクル受けがゴールドな所^ ^(写真6枚目)あとは、初期型に良く見られる香箱も金色なとこ^ ^あとは、特殊なラグ形状に合わせて、私が作った弓管ですかね。ワンピースケースの裏のメダリオンは、それなりに腐食していたので、24金と樹脂を合わせて埋めています。ついでに保護テープも貼ってます。かなり気に入ってます。売れなきゃ売れなくても良いくらいで出してます。後釜はブラック文字盤のデイデイトですが、そちらは現在文字盤を選定中です。ひょっとしたらそちらを出すかも知れません。

商品の情報

カテゴリー	メンズ > 時計 > 腕時計(アナログ)
ブランド	セイコー
商品の状態	目立った傷や汚れなし