Im a magician T-61 1972年むかしアメリカのインターネットオークションサイトのeBayで中古品を競り落としました。Tenyo の T-61 だそうです。テンヨーのホームページのテンヨー製品の歴史では、T-61は空欄になっていますが、1972年の「ボクは手品師」の海外輸出版だと思います。国内向けに出荷されたものは表紙や裏表紙が日本語で記載されているのだろうと思うのですが、インターネット検索しても写真とか資料を見つけることができませんでした。現象としては、パラパラ漫画にカラーリングブックを組み合わせたようなマジックです。本のページに帽子を持ったマジシャンが描いてあり、ページをパラパラ弾いていくと、絵のマジシャンが動いて帽子に手を入れ、中からウサギを出現させる。ウサギを消すこともできると説明し、今度はうしろ側からパラパラ弾いていくと、ウサギは帽子の中へと消えていく。(ここまでは当たり前) もう一度やると、またウサギが出てくるが、その後、うしろ側からパラパラ弾いていくと、先ほどとは異なり、(帽子の中へウサギが戻るのではなく、)マジシャンがさらにたくさんのウサギを取り出すパラパラマンガ絵が示される、というものです。やり方の説明は裏表紙にあります(英語です)。考案は厚川昌男さんです。1分もかからずに終わってしまいそうなので、マジックショーの導入によいかもしれません。あるいは、テンヨー製品のコレクターの方や研究家の方、厚川昌男さんもしくは泡坂妻夫さんのファンの方むけの品だと思います。表紙の右上に赤のボールペンかなんかで「.25」と書かれています。(当時は25ドルで販売されていた??)表紙のカドが削れたり丸くなっていますが、50年前以上前の品にしてはキレイです。価値のわかる方にお譲りします。
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