「可笑記」和本5冊揃 寛永19年版の複製本◆仮名草子 古文書 書道

「可笑記」和本5冊揃 寛永19年版の複製本◆仮名草子 古文書 書道


商品説明

近世初期の仮名草子『可笑記』です。

出品は、この作品の初版に準じる、
寛永壬午年（寛永19年、1642年）発行の12行本を
複製の上、元の体裁同様に和本に綴じた複製本です。
全5冊で揃いです。

復刊の刊記の記載がなく、いつ、どの発行元が
手掛けた複製か不明ですが、古書市場には数点出回って
いますので、個人的な一点での複写ではなく、

どこかの出版社や発行元が少部数で作成したものと
思われます。

紙周りのシミの具合から、作成して数十年は
経過しているものと見受けられます。


本文は読みやすいくずし字で書かれており、
このような古文書や変体仮名を含むくずし字を
読むためのテキストとしても良いものと思います。

古文書読解などはご自分が興味を持てる内容で
読むのが一番と思い、その点でこの本は、
内容が平易で、かつ表記も読みやすく、

また活字本が発行されており、そちらを参照して
答え合わせをしながら読める利点などもあり、
古文書読解の練習本としてもよいと思います。


また癖が無く端正な書きぶりは、書道のお手本としても
良いものと思います。


元本ですと非常に高値になり、後の万治年間の版でも
9万円近くで売られていますので、こちらの寛永の版だと
もっと高くなるものと思います。

また出品と同じ複製本が1万円近くで売られています。
ヤフオクでも履歴が辿れる過去10年で1度出品があります。


このお品ではお安く出品いたします。
過去のヤフオクの落札価格よりもお安い価格です。

このような文書を読みたい方、研究者の方に、
ぜひどうぞ。


注意事項

5冊が袋とじの和本の体裁の綴じてあります。

1巻に綴じ糸の切れがあります（画像）。
綴じ自体はしっかりとしています。

紙周りにシミや、表紙にヤケなどあります。

本文面は全体に綺麗ですが、
もとから印刷が不鮮明な箇所が少しあります（画像）。
文字は読めます。

以上、状態のご了承をいただける方のお求めを
お願い致します。

商品の情報