#出店中のスージークーパー英国陶芸家(デザイナー)スージークーパーの若い頃(1930年頃)の作品です。バックスタンプが手書きのサイン(「Susie Cooper England」)ですので、グレイ社から独立した直後の若々しいスージーの勢いを感じさせる素晴らしい作品です。サインから、スージークーパー自身の手による作品であることは間違いありません(写真8枚目、釉薬がかかっているので、光を当ててサインが見えるようにしました。実物をご覧いただくとはっきりと判ります)。ロータスはいくつか出品してきましたが、ピンクのロータスは華やかでエレガントな印象を与えます。この作品には動植物の彫りはありませんが、いわゆる「彫り物」と呼ばれている作品群に含まれる作品です。この作品は「ロータス」(ハス=蓮)と呼ばれている大きなプレートです。プレートの形が、開いた大きな「蓮の葉」を型どっているので、ロータスと呼ばれているようです。高台に刻まれたステッチが、作品全体を引き締めています(8枚目の写真)。ロータスには、ブルーやビスケットカラーの作品もありますが、これはピンクの作品です。スージーの解説洋書「Susie Cooper Production」(ビクトリア&アルバート ミュージアム)にも、同じロータスのボウルが紹介されています(写真1枚目)。❇️大きさは、高さ:約11cm、直径:約31cm❇️作製年代は、このバックスタンプの手書きのサインから、1930年代頃の作品と推定されます。❇️コンディションは、90年も前の作品ですが、ひび割れや欠けはなく、素晴らしいコンディションです。また、アースンウェアのヴィンテージですが、貫入も見当たりません。凹凸や釉薬のムラなどはありますが、この当時のアースンウェアとしては、極めて良好なコンディションです。この作品のようなひと味違った作品も、スージークーパーコレクションのラインナップに並べてみてはいかがでしょうか。#出店中のスージークーパー#せかほし#スージークーパー≪8≫No.849、74
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